ご挨拶

○はじめに

私は、地元の銀行員として、奈良市の地域の皆さまに寄り添い、日々の生活や家計、事業の相談に乗らせていただいてきた経験を経たうえで、約3年前に公務員の世界に入りました。

最も驚いたことは、役所には本当に「無駄」が多過ぎるということです。私たち市民は、一生懸命働いて稼いだお金で、税金を納めています。「税金は1円でも安い方がよい」という声は、私たちの共通の思いです。

しかし、役所は私たちの思いとはかけ離れた実態で運営されています。役所ではいくら非効率で無駄の多い業務を続けていても、税金は入ってきます。行政の使命は、最少のコストで最大の効果を上げることです。民間企業も行政も、両方経験してきたからこそ、分かる、できることがあります。

○議員活動の決意

我が国は世界でも有数の経済大国でありながら、国民の生活はなおも苦しく、その地位は名ばかりで、実体が伴っていないと評価されても首肯せざるを得ません。
子育て環境は厳しく、若者は家計が許さず学業を諦め、奨学金の返済に追われ、物価の上昇に賃金の上昇が追い付かず、年金額は減る一方で老後の不安は募るばかりです。

奈良県における経済環境も同様です。知事や県議会議員たち、そしてこれまでの奈良県庁は、この10年余りもの期間、実に何百億円もの経済振興を目的とした観光予算を投じながら、一向に成果を出すことができておりません。

現知事が編成した予算は計13回、総額で6,5兆円にも上ります。我が県が誇る歴史的文化財と大都市に隣接する好条件を手元に収めながら、なぜ私たちの地域経済が全国でも低水準のままなのか。なぜ私たちの暮らしがよくならないのか。

その理由は、私たちの暮らしのために税金が使われず、公務員たちの天下りのために私たちの税金が使われてきたからです。奈良県庁や市役所の打ち出す数々の経済政策も、公務員たちに都合の良い虚偽の数値に基づいて効果を算出してきたからです。

また、自然災害の少ない地域と言われてきた奈良県ですが、私の調査では、県庁のずさんな対応により、人命に関わる災害を誘発させていることも判明しました。学校施設の耐震性が意図的に放置され、国の基準により「地震により倒壊又は崩壊の危険性が高い」とされている校舎であるにもかかわらず、何も知らされない子どもたちが毎日1,000名以上も通学させられている実態も明らかになりました。

しかも、そのずさんな対応を指摘した私たちやマスメディアに対して、情報を隠蔽し、資料の改ざんを図り、県議会において息をするように虚偽の説明をしてきたことも明らかになっています。にわかには信じ難いこのような奈良県庁の体質を、徹底的に改革していかなければなりません。国民、県民の生活をないがしろにし、ひいては人命をも後回しにする地域政治を改め、奈良県庁を世間の常識的な感覚にかなう組織に生まれ変わらさなければなりません。

私は、現在は奈良市議会で唯一の民間企業出身で県行政職経験者として、皆さまからの広く絶大なる後押しを頂戴しながら、奈良県の経済を、教育・福祉・生活を、官僚の手から私たちの手に取り戻すために全力を傾注していますが、より広い分野で、今までの他党の議員たちができなかった「聖域なき行政大改革」を力強く実行していく決意です。

まだまだ若輩者ではありますが、どうか私の思いに皆さまのご支援をお寄せくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

三橋和史